京急線の事故の過失(責任)はトラックにある?京急側にも原因はあるのか?
まず先に、この事故により亡くなられたトラックの運転手の方のご冥福をお祈りすると共に、ケガをした人たちの少しでも早い回復を願います。
事故から時間が経ち、トラックの運転手の事故前の行動なども明らかになり、どちらが悪かったのか?
過失や責任はどうなるのか?といった点について、議論がされていると思います。
その点について調べましたので、参考にしていただければ幸いです。
トラックの過失(責任)は?
事故の原因となってしまったトラックは、道を間違えてしまったという情報があります。
京急線の衝突脱線事故で、踏切内で立ち往生したトラックの運転手本橋道雄さん(67)が勤務していた運送会社(千葉県香取市)の関係者が5日、取材に応じ、トラックが通常と違うルートを走行していたことを明らかにした。道を間違えて踏切に入った可能性があるという。
引用 時事ドットコムニュース https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090501231&g=soc
横浜市神奈川区出田町の出荷場にて、荷物を積んで千葉に向かう仕事でしたが、この出荷場にくるのは3回目で、道をしっかり覚えていなかったため、間違えてしまったのだと思われます。
「道を間違えたトラックが悪い」
その部分については、確かなのですが、ここで気になる記事がありました。
京急側に責任はないのか?駅員の対応とは?
男性は、細い道に頭から突っ込むように入ってきたトラックから、運転手の男性が降りてきたと振り返った。「運転手さんが車から降りてきた。そして後ろを確認していた。(線路に向かって右折する際)後ろに立っているブルーの標識が、トラックに当たるのか、確認していたのかもしれない」。その後、京急の駅員が出てきたと言い「若い人(駅員)が2人、線路を渡ってきて、少し話していた」と、トラックの運転手の男性と駅員が、トラックが踏切の前で曲がりきれない状況の中、何らかのやりとりをしていたと明かした。
引用 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201909050000732.html
運転手は立ち往生をしてしまい、対応を考えていたところ、駅員が出てきて話をしていた。
との事なので、この駅員の対応が適切ではなかったのでは?といった声が出てきています。
京急事故、視聴者提供の事故直前のドライブレコーダーの映像に駅員らしき男性が2人写っていた。
トラック運転手はバックするから後ろを見てくれと駅員に頼んでいたという目撃談もある。
なぜ駅員は列車を止めて防げなかったのか?
駅員が見守る中で起きたのなら、京急の責任は極めて重い。— サンちゃん(脱原発・シロアリ官僚・ユダ金 (@kuroneko3chan) September 5, 2019
雲行きが変わってきたな。
これ京急にも責任有るんじゃね?
トラックの運転手と話してた駅員が電車に報告する事は出来たのにやらなかったんでしょ。 #京急事故 https://t.co/8E3hVycwMU— ほそがやのりふみ《左傾化を深く憂慮する一市民》 (@norikuma821) September 5, 2019
トラックの運転手がなんで緊急ボタンを押さなかったのか?という意見もありましたが、押さなかったのは運転手だけではなく、駅員にも同じことが言えるのではないでしょうか?
「こんな事になると思わなかった」と考え、手間になりそうな緊急停止を押さなかったのかもしれません。
「運転士のミスがあったかもしれない」この事について調査しました!
事故の後に、「たられば論」をしていても仕方がないのですが、トラックが全て悪いといった空気感に対して、果たして本当にそうなのか?と感じてしまいます。
まとめ
このような事故で本当に大事なのは、誰が悪かったのかをはっきりさせるのではなく、今後、二度と同じことが起きないためにはどうしたらいいのか?を考えることが大事だと思います。
亡くなった命を無駄にしないためにも、運送会社や鉄道会社だけでなく、この事故に少しでも関連していると感じる人は、どうしたらこのような事故が二度と起こらないかを考えて、教訓にしていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
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